現在あちこちで耳にする「ゆとり教育」。
皆様は、この「ゆとり教育」という言葉がどれくらい前から言われてきたかご存知ですか?
実は、1976年(昭和51年)までさかのぼります。1976年に、当時の文部科学省が「ゆとりと充実」という表現を用いて、学習内容の削減などの提言を行いました。そして翌1977年(昭和52年)に改訂された学習指導要領により、「ゆとり教育」が実施されてきました。それから今日まで、常に大なり小なり「ゆとり教育」が問題となってきましたが、特にここ数年、その是非をめぐって大きな論争が起こっています。
では、一体今、「ゆとり教育」の何が問題となっているのでしょうか?
1998年(平成10年)、文部科学省は学習指導要領改訂により、大きな教育改革を提示しました。1977年より実施されてきた「ゆとり教育」を一層推し進めたのです。具体的には、皆様もご存知の「学校5日制」の完全導入や「総合的な学習の時間」の導入などが行われました。これに対して、複数の研究者から学力低下が起こると指摘されるなど、大きな問題となっているのです。
そして今日、様々なマスメディアにおいて多くの情報や意見が流れていますが、本当のところ、一体何が問題なのでしょうか?「ゆとり教育」を行うことによって、子どもたちにどのような影響があるのでしょうか?今、政府においても、「ゆとり教育」を推し進めるという方向から転換し始めたようにも見えますが、そもそもどのような教育が子どもたちに必要なのでしょうか?
教育について考えてみませんか? 「ゆとり教育の成果と課題」